2007年6月1日〜6月20日
6月20日(水曜日)赤は赤でも | |||
時々、人と色んな事の認識が違って笑ってしまう。 例えば、「赤い花が好き」と話し、お互い同じ赤を想像しているが、実際指差したのは、全然違う色味なんて事は良くあること、それだから十人十色ってわけかぁ(笑)。 言葉一つでも、その意味合いが人によって様々だから、こだわり始めると、とめどもなくなってしまう。 | それがお互いの個性だし、バックボーンみたいなものだけど、私は許容範囲が大きい人が好きだ。 でも、たまに優しさがないと言うのか、ドライというか、想像力の欠如というか、違うのが許せないといった感じで怒る人がいる。 みんな同じじゃつまらない、そう思いませんか? | ||
6月19日(火曜日)ハプニング | |||
例によって、総て順調のつもりで、ホールに到着したら、ナントなんと、音響装置が届いていない!先日のライブでの事、初めての失態。 いつもなら、音響装置の確認をするのだが、この所、私にとっては晴天のヘキレキとも言うべき出来事があり、脳みそはその件でアップアップ状態、ついうっかり確認し忘れた。 | あわてて、電話したら、のんびりした声で「今、送りましたぁ」と言うではないか! 怒るわけにもいかず、さぁどうしようか〜〜結局、ごく小さな拡声装置(会議使用のもの)を近くの保育園から借用。 グランドピアノ伴奏だったので、きつかったが、「生声もそれはそれで良かったわよ」と優しい慰めのお言葉を頂き、申し訳なく、二度と確認ミスのない様に、戒めの誓いを致しました! | ||
6月18日(月曜日)ゴールデン街のどら猫 | |||
友人が月曜日だけ雇われママをしているバーがあった。 たまに行ってみたら20時前には鍵がかかっており、ドアの前で待ちぼうけ。 その私の前を、野良というよりドラ猫がウロウロ。 食べ物には困らないのか、デブっているし、顔もふてぶてしい。 近寄っても逃げることもなく、悠然としている。 そんじょそこらの野良猫みたいに、怯えた目はしていない。 | 家の近所にいる、いつでも逃げる体勢が整っている・・哀れなのとは訳が違う。 私の目の前を、ゆったりのっそり脚を運びながら、ゴミ箱の向こう、ブロック塀の彼方へ消えた。 その威厳のある歩き振りは 普通の猫の体より、優に2倍はありそうにも見え、そう言えば、虎は猫科だったっけと思わせる、腰つきだった。 いょ!タマやぁ! | ||
6月17日(日曜日)風邪は大敵 | |||
近頃の天候はめまぐるしく、朝・晩でも昨日・今日でも手のひらを返したように違う。 温度変化に若い頃は、耐えられたけれど、今はすぐ体調を崩す。 その上、風邪をひいても熱の出かたまで違う。 | 今までは、39・5分くらいの熱はすぐ出るほうで、ガーっとあがって汗だくだくになってスーっとひく。 つまり体力があって、ウイルスやっつけ隊も元気だったらしい。 ところが、ここ数年、体に熱がこもりダルイ、眠い、やる気もなくなる。 風邪は大敵ですね。 体力が落ちると気力も落ちる。 | ||
6月16日(土曜日)レオ・フェレの縁 | |||
私は絵描きの知人が多いので、小さなギャラリーには割合行く。 新潟在住の画家から「水田に水が入りました」という一筆箋と共に個展の知らせが入った。 4年ぶり位の再会。 絵も瑞々しく自然体だけれど、お人柄が素敵なのでお会いするのが楽しい。 | お人柄そのものの絵というべきか。 絵も音楽も、そういうものだけれど、人柄が作品にでるまでにはそうとうの歳月がかかると思う。 この方もレオ・フェレが好きで、そのご縁で新潟美術館で唄うことになったり、今まで繋がっている。 本当に不思議だ。 | ||
6月15日(金曜日)仕事人 | |||
エアコンが一応室内にある。 ほとんど使用しないけれど。 最近、大家さんが見かねて取り付けてくれた。 その時、数人の仕事人が現れ、あっという間にエアコンを取り付けた。 | 床が汚れないように毛布を広げ、機械のコードは仕事のはかどり具合により、程よく伸びたり、縮んだりし、仕事の終了と共に、総ての器具は折りたたまれ、ボックスに見事に収められ、残るは数名の仕事人と私。 壁にはピカピカのエアコンがにっこり笑って鎮座ましましている。 なんて鮮やかな手並みかしら!と惚れ惚れ。 喝采! | ||
6月14日(木曜日)梅雨入り | |||
雨が好きです。 こういうとちょっと意地悪く、ず〜〜と晴れ続きとず〜〜〜〜と雨なら、どっちがいい?と問い詰められたりする。 勿論ず〜〜と雨です。 畳が湿気を含んでイグサのような匂いがすると心が落ち着くんです。 | 足の下もひんやりして説明しがたい幸せな気分になります。 玉川上水沿いの小道は甘い腐葉土のような香りがして、深く深呼吸すると体中が生き生きしてきます。 木々の中に紛れ込んで一日ぼ〜としていたいなぁと思います。 お散歩のワンちゃんも同じ気持ちかも。 ワンワン! | ||
6月13日(水曜日)スイカの季節 | |||
今年はまた猛暑になりそうです。 何時ごろからか、25度は涼しいくらいで30度超は当たり前の夏になってしまいました。 子供の頃は31,2度でニュースになったような気がする。 私は暑さにひどく弱いので夏は萎れた花(ちょっと例えが身の程しらずかも)の風情になってしまう。 また日本は湿気が多いのに、風通しが悪いコンクリートの住居だからますます蒸す。 | 35、6度あっても風があれば、それほど暑さを感じないはず。 ヒートアイランドなんて御免こうむりたい。 せめて目から食感から涼をとりたいとこのところスイカを良く食べてます。 パキスタンでは50度とか・・・・人類はどうなるんだろう。 | ||
6月12日(火曜日)日常に危険はいっぱい | |||
なれないピンヒールはもう履かない。 また重い荷物も二つは同時に持たない。 体力もそうないと自覚せよ!と今日は思いました。 というのは、ホームと電車の隙間に右脚を付け根まですっぽり落としたのです。 大変な落し物でした。 すぐ後ろにいた男性が引っ張り上げてくださったので、大丈夫でした。 | 慌てて乗り込もうとしたのでも、よそ見をしていたのでもありません。 私の右脚が隙間にゆっくり落下していくのを、あらら〜〜どうしたんだろう??なんて思いながら他人事のように眺めておりました。 スローモーションの映像でした。 こうして落書き帳に書ける幸せです。 皆様もどうぞお気をつけになって! | ||
6月11日(月曜日)韓流ロマンチックフェスティヴァル | |||
という、中刷りが目についた。 なるほど、年のころは10代から30代くらいまでの甘いマスクの歌手か俳優が15人くらい微笑している。 音楽とドラマのコラボレーションというサブタイトルがついている。 まだブームなのか、と思っただけだが、つい最近人に言われて気が付いた事がある。「あなたは甘い顔が嫌いなのよ」そう言えば、芸能人のおっかけは勿論、テレビに登場するアイドルにいたるまでぽーっとなった試しは一度もない。 | 子供の頃から好みは渋く、専門的知識を分りやすく話してくれる人や技術屋さん等を、素敵なおじさん!と思っていた。 ナントカ王子にもキムタクにも韓流スターにも磁石の針は動かないのだ。 サッカーは大好きだけれど、顔で見てるわけじゃないからベッカム様にもポーっとはならない。 でもでも、頭脳的な仕事は完璧、なのに、突然バッと変身し、プロスポーツ選手になり大活躍する人が身近にいたら〜〜きっとポーっとなるんだろうねぇ〜〜っと、今だにこれだから、我ながら呆れる。 | ||
6月10日(日曜日)お尻のポケットに | |||
エスカレータで目の前にジーンズの破れたお尻のポケットが目に入った。 しかも黒皮の財布がのぞいている。 のぞいているという表現は控え目で、ほとんど80%が破れ穴からすっぽんぽんに見える。 よく落ちないなぁ・・・ すってくれと言わんばかり。 | これがパリなんかだと、財布はとっくに他人のものだ。 日本というのは、本当に安全(まぁ、最近はそうでもなくなったけれど)。 だからみんな電車の中で、居眠りができる。 日本は、本当に良い国だと思う。 でも、日本の常識は世界の非常識だからね(笑) | ||
6月9日(土曜日)風邪が抜けない | |||
天候が本当にめまぐるしい。 真夏日かと思うと、急に梅雨空になり温度もぐっと冷える。 若い頃はちょっと風邪を引いても冷やしても、すぐ回復したけれど、そうはいかない。 |
特に就寝時は、知らず知らず無防備になるので、布団や室温にも気をつけている。 それでも、この不順な天候だとついていけない。 体がだるくなったり、昼日中、睡魔に襲われたり・・・風邪が体の中で 悪さをしている。 |
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6月8日(金曜日)蘊蓄(うんちく)は・・・ | |||
最近、20代の女性と仕事で知り合った。 シャンソンという唄のジャンルを知らなかった。 音楽全般を聴かない、若い人がぐんと増えている。 乱暴だけれど、そのほうが良いような気もする。 なぜなら、日本で知られているシャンソンばかりリクエストされるのにいささかうんざりするからだ。 | そして決まって、シャンソンはフランス語で歌うもの、もっとふんわりした唄い方でなど・・・・と言う年配者にお会いする。 シャンソンへの憧れや思い込みが、本当に強いんだなぁと思う。 でも何も知らない人は、とても柔軟にただただ好きか嫌いかで聴いてくださるので、嬉しいし、唄はそういうものだと思う。 うんちくも時に邪魔になる。 | ||
6月7日(木曜日)ゴキブリの季節 | |||
冬はおとなしの構えだったゴキブリ君たちも、そろそろ活動期らしい。 いくら駆除してもやはりこの季節になるとチョロチョロ姿を見せる。 知人が住居移転したのだが、新居に入ったとたん、駆除してもらったのに壁を走るゴキ君1っ匹目撃してしまい、ゾ〜〜と産毛が総立ちになった彼女は、1週間と立たぬうちにまた、転居した。 よくまぁと呆れてしまった。 | ゴキブリの全くいない住居ってこの東京にあるのだろうか? 引越しは限りなく続く事だろう。 ゴキブリ君は自宅だけでなく階下、階上、左右の住まいを縦横無尽に行き来しているようだ。 隣が引越したりすると急に増える。 そうなると私も本腰を入れて戦闘態勢に入る。 ゴキブリ君だけ(?)には情け容赦のない私です。 | ||
6月6日(水曜日)サッカー好き | |||
日本のサッカーなんて見る気しないよとある人は言った。 確かに本場に比べたらまだまだ。 歴史が浅いから仕方がない。 これからみんなでバックアップして選手が成長するのを見守ってあげたい。 私はせいぜい日本代表を応援するくらいだけれど。 以前はラグビーが好きで良く見ていた。 秩父宮ラグビー場まで観戦に行った。 | どこかのチームを熱烈にというのではないが、フォーメーションが動くのが面白く夢中で見ていた。 今も好きだが、スピード感という点で、サッカーの方がより好き。 アイスホッケーも氷上の格闘技みたいで、見ているとエキサイトする。 気が付くと「@*xxx! %GooooA!気合だ!」 男言葉が口をついてでている〜〜〜これも応援するがゆえでございます。 | ||
6月5日(火曜日)料理番組 | |||
テレビでは、どうして料理番組が多いのか。 10年くらい前から、がぜん増えた気がする。 それだけ、日本もある意味豊かになったという事だと思うけれど。 なんかヘンだなぁとも思う。 まぁ、害がないし、企画も楽かもしれない。 ドラマ制作やノンフィクションなどは長い時間と議論を重ね、現場とのすり合わせ、その他色々手間も予算もかかりそうだし、また手をかけたわりに真面目な重い番組は視聴率がとれそうもない。 | 料理番組は、バラエティになったり、情報番組にしたり、レシピを伝授したり、ちょっと手を加えるだけで、わりあい簡単に色んな色に作り変えられるし、役にもたつ。 便利なのは分るけれど、猫も杓子も料理番組になびかずに、マスコミには他にもやる事があるんじゃないかなぁ。 | ||
6月4日(月曜日)冷えは大敵 | |||
何故か昨日は脚が重く、丸太ん棒の様に感じられる。 いつもは階段をさっさと上がっていけるのに、十数段が非常に長く、高く感じられ思わずエスカレーターにまわってしまった。 どうしたんだろう?風邪か?太ったのか?と考えを巡らすうちに、分った。 寝ている間に脚を冷やしたことに気が付いた。 | ここ数日、暑かったので、一枚薄着をして寝ました! これだ! たった一枚の違いでこれ程体調が悪くなるんだから、クーラーは絶対体に悪い。 私は冷房が嫌いなので、余程のことがない限り、クーラーはつけない。 さっそく、脚を暖かくして寝たら、今日は体が軽かった。 しかし、厚着の習慣をつけると、体はそれに慣れてしまう。 困ったもの。 でも、乾布摩擦なんてねぇ・・ | ||
6月3日(日曜日)珍しくトコロテン | |||
自他ともに認める、大の甘党。 毎日なにか甘いものがなければいられない。 初夏になり、珍しくトコロテンを食べてみたら、意外に美味しい。誰かが、「こんなもの、食べる人の気が知れない」と言ったとか言わないとか。 でも、ツルッとしたこの食感、のどごしを味わうと、日本人は季節感にどんなに敏感だったかが良くわかる。 | 甘味処では、細長い木箱のような道具に寒天を入れ、押し出してヒモ状にしてくれるから、目からも美味しさを味わえる。 プラスチックに入ったのとは雲泥の違い。 あ〜あ、そういう情緒が懐かしい!
昭和は遠くなりにけり。 |
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6月2日(土曜日)あじさいの季節 | |||
紫、青などは、私の好きな色。 花も紫色だとつい心がなごむ。 いよいよ梅雨なので、あじさいが目につくようになった。 取り立てて好きな花ではないけれど、こんもりしたあじさいが庭に咲き誇っているのを見ると、ついつい花に近寄ってみたくなる。 あじさいは枯れない花としても知られている。 終焉の姿はちょっと哀れにも感じる。 | なぜ散らないのか、花がぱっとあでやかに咲かないから、ジワジワ枯れるのかなぁ。 薔薇や牡丹は派手に咲いてハラハラ散ってしまう。 花弁が葉っぱのようなあじさいは、中世的な女性に似て、ゆっくり年取るのだろうか。 そういうのも悪くはない。 とりどりの花の一生は千差万別の女性のようです。 | ||
6月1日(金曜日)障害児を持つ母 | |||
ふとした事で、こんな活動に出会った。 障害児がピアノに触れては、遊ぶ・・それが何らかの回復に繋がればという地道な仕事。 車でやってきた母親は、まだ若くチャーミングな人で、きっと色々ご苦労があるはずだけれど、笑顔が美しい。 末期癌の患者さんにもすごく前向きで明るい人がいるが、ただただ頭が下がる。 | 子供も5,6歳だろうか、今はまだ抱きかかえられるが、成人したらどうするんだろうなと介護の大変さを思う。 その子は、教室に入ってくるやいなや、ピアノに駆け寄って鍵盤を乱打する。 音楽には素晴らしい力があるから、きっと楽しいのだろう。 どんな渦が心に巻き起こっているのだろうか。 母親のためにも、良い未来をと祈る。 |