雑記帖 2006年3月

今頃、年明けのご挨拶

2006年もあけ、今日はすでに20日。 年末年始も いつもと変わりなくすごす私です。
昔を思うと 寂しいような気もするし、こういう方が楽でいいかなとも思ったりしますが、やはりもう少し
決りごとがあった方が心身ともに引き締まっていいんじゃないかなぁと 私などは思います。

で、神社仏閣の好きな私は 通りすがりの社に お賽銭をあげ 頭を下げます。 祭られているのが
何か どういうイワレなのかなど あまり気にしません。 この儀式が好きなんですねぇ。
なんとなく 心が落ち着きます。 お祈りの際も 何も考えません。 お願いごともしません。
ただ、ただ こうべを垂れるのみです。 

私の実家は 富士山の裾野にあります。 畑の中に家々の点在しているような小さな村ですが、
鎮守の森の中に 古い小さなほこらとしか 言えないような社 があって、大晦日には100人位の
人が どこからか 集まってきます。 境内といっても猫の額くらいですが、富士山からの湧き水があり、
手水に 使われています。 大晦日には 焚き火がたかれ お神酒が振舞われます。 
焚き火に照らされた人々の 顔が晴れやかで 和気あいあいとしておりこの雰囲気がとっても良いの
です。  みな普段着のままですが、良い年を願う 大らかな心持というのが伝わるような気持ちの
良い大晦日です。

今年は どんな年になるのでしょうね。 
私は 20歳ころのほうが 今よりずっと老成しており、年齢を重ねるごとに 気持ちが開放され、楽に
なってきたような気が します。 変ですけど。 どんどん開放され 子供のように天真爛漫になって極楽に行く。
これが 一番の願いかなぁ〜
という訳で、 今年も 新鮮な気持ちで わが道を行こうと思います。

2006年3月28日

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